塗装会社がデザイン塗装を取り入れるリスクとは?【外壁塗装 越谷市 埼玉】

こんにちは

ハナマル貰える外壁塗装専門店
マーブルの石井です。

弊社の看板商品でもあります、レンガ調塗装などの「デザイン塗装」。
思考錯誤しながらオリジナル商品として世に送り出し、かれこれ10数年になります。

昨今では塗料メーカーもデザイン塗装のニーズに応えようと様々な商品を取り扱うようになってきました。
弊社以外の塗装会社でも同様のサービスを取り入れ出して来たようです。

一般的な「外壁塗装」という概念に捉われず、多種多様なデザインで街が彩られる訳ですから大いに賛成なのですが、中途半端なサービスではお施主様を不幸にするというお話をさせて頂きます。

先日あるお客様からご相談のお電話を頂きました。
弊社同様のレンガ調塗装を行う塗装会社に依頼したところ、出来上がりに納得が行かないのでアドバイスが欲しいという内容でした。

現地を確認すると一部の壁面のレンガ調塗装だけが中途半端な状態で、あとはほぼ完成に近い状態でありました。

イメージとかけ離れているので工事をストップさせたそうです。

この写真は弊社が他のお宅で施工したレンガ調塗装の写真です。

塗装と言えど「何色で塗る」という概念では無く、壁面にお好みの色合いで柄を施す工法になります。

なので御施主様は完成形のイメージが湧かないので、必ずテスト施工を行います。

上の写真は他現場でテスト施工を行った時の写真です。

最初にお施主様からイメージに近い写真を頂き、その写真を元に数パターンサンプルを作成します。

テスト施工時もお施主様に立ち合って頂き、「もう少し濃く」とか「もう少し赤みを増して欲しい」など好みをお聞きしながらテストを繰り返し「これだ!」と納得の行く柄が完成してから数日後工事スタートという流れを組みます。

「こんなハズじゃなかった・・・」

完成後この言葉だけは聞きたくないので、徹底的にヒアリングとテストを繰り返してオンリーワンの外壁を完成させております。
お陰様でこの流れを組む事で、これまでクレームは一件も御座いません。


工事をストップさせているお客様の話に戻ります。

その業者も同様のテスト施工は行ったそうです。

ただ、お施主様の意見よりもプロとしてのプライドを押し通したいのか?イメージの共有が上手くキャッチボールが出来なかった事と、テスト施工と本番の色合いがあまりにかけ離れているそうです。

私達はテスト施工した壁面は工事全体の完成ギリギリまで残します。
テスト施工で使用した塗料のサンプルは、そのまま塗料メーカーに送り調合して貰います。

ここまでやる事でテストと違う柄になる事が防げますが、この業者さんのテストした壁面は消され、使用する色も記憶と勘を頼りにその場で調合して作ったのだとか?

これではテスト施工と違った壁面なって当たり前ですね・・・・

レンガ調の壁面だけ弊社に施工して欲しいというオファーも頂きましたが、二度手間を繰り返す事で予算も膨れ上がり現実的では無いので、今の業者さんが気分悪くならない様に上手く伝えてやり直して貰う方向がベストであるとアドバイスしてその場を去りました。

後日確認に行くとレンガ調部分がやり直してありましたので、上手く話がまとまったのだと安堵しました。

先にも言いましたが、この様なデザイン性の高い塗装を行う会社が増え、街が彩られる事には大賛成ですが、中途半端なサービスは不幸になる人を増やすだけなので覚悟の持てない業者さんは手を出すのは辞めましょう。

「君達、喜ばれるサービスの提供って、そんなに甘くはないよ!」ってお話でした(^^;)
 

ハナマル施工事例

お客様の声

ハナマル塗装オプション

ハナマルブログ

イベント・チラシ情報

お役立ち情報

お問い合わせ