こんにちは

ハナマル貰える外壁塗装専門店
マーブルの石井です。

弊社は塗装屋さんですが、今日は塗装をしないお話になります。

約20年程前から建材の中にアスベストを入れてはいけませんというルールが出来ました。

アスベストは健康被害をもたらしますので、当然のルールだと言えます。

しかし建材メーカーは困りました。

アスベストが入っている方が建材としては強度が保てるからです。

お蕎麦で言う繋ぎの役割をアスベストが担っていたのです。

それを入れちゃダメって････じゃ、どうする？

メーカー側は試行錯誤しながらもアスベストが入っていない建材を世に送り出しました。

いわゆる「ノンアスベスト」の建材です。

ノンアスベスト建材が使用された住宅の数十年後、我々が塗装工事前の建物診断を行います。

やっぱり本来強度を保つ為に含有させるモノが入っていない建材って脆いんですね････

特にスレート屋根材･･･


上の写真の様な薄い屋根材です。



この薄さで強度が無くなると写真の様に「割れる」「反る」「腐食する」を繰り返します。

この状態の屋根の上を作業員が歩くだけで「パキパキ」割れだしてしまうのです････


こっちはもっと酷い有名な屋根材･･･

こうなると塗装でリカバリーする事が困難になります･･･

なので、ノンアスベストの屋根材の中でも特に脆いとされている屋根材には再塗装では無く、葺き替えかカバー工法をお勧めしています。

葺き替えとは古い屋根を剥がして、新しい屋根を乗せる（葺く）工法。

カバー工法とは文字通り今の屋根の上に新しい屋根を乗せる（葺く）工法を言います。

当然古い屋根材を剥がす手間賃と処分する費用が掛かりますので葺き替えの方が高額な屋根工事となります。

新しい屋根にするには、葺き替えか？カバーか？
やり方はこの2種類。

あとはどんな屋根材を上に被せるのか？の違いになります。

「屋根の葺き替え」もしくは「屋根のカバー工法」、そして外壁の塗装。
これを全て行うと、総額はなかなかな金額となります。

出来る事なら屋根を新しくしたら、今後屋根にはお金を掛けたくないと言うのが本音だと思います。

ただ悲しい現実として、建材はメンテナンスが必要になる時期が訪れます。

それが屋根の再塗装なのか？再度新しい屋根に変えなければならないのか？

選ぶ屋根材によって異なります。

なので私達が今一番推している屋根材は、今後メンテナンスが要らない屋根材になります。



高額となる屋根工事にお金を掛けるのは一度だけ！
今後再塗装すら要らない屋根材！

この様な屋根材をご提案して安心を手に入れて頂いております。

ウチの屋根は大丈夫かな？と気になる方は、プロによる建物診断をご活用下さい。