こんにちは

ハナマル貰える外壁塗装専門店
マーブルの石井です。

今週も一週間宜しくお願い致します。

サイディングボードの中には製造段階で光触媒や無機塗装などの特殊塗装を施し、高耐久仕様にしている商品が御座います。

これらを外壁に施し販売するハウスメーカーの営業マンはこぞって「30年は塗装しなくても大丈夫です！」と豪語しています。

実際に10数年経ってもピッカピカで、経年劣化を感じさせないからスゴイです。

ただ、自然はそんなに甘くは無いのです。

パッと見、再塗装が必要無く感じる壁面も「ある箇所」は必ず劣化の兆候が表れます。

それは紫外線の影響を受けやすい箇所と「水の通り道」になり易い箇所です。


例えば現在施工中のこのお宅。

玄関廻りなどは劣化の兆候が伺えず、もう数年塗装工事は必要無い様に見えます。


この壁面はバルコニーの内側になりますが、同じ外壁とは思えないほど劣化が進んでおります。

上部にあるアルミ笠木のジョイント部分から雨水が滴り「水の通り道」となった壁面だけが腐食している状態です。

営業マンの「30年は大丈夫！」の言葉を鵜呑みにしていたら、塗装処理では手に負えない状態となっていた事でしょう。

建物は同じ年数でも劣化度合いは場所によって異なるというお話でした。

またこの様な特殊コーティングされているサイディングボードは塗料の付着も悪く、我々は「難付着ボード」といって注意が必要な外装材としています。

何も知識の無い塗装会社がそのまま塗装してしまうと、塗装の膜はベロベロに剥がれてしまうのです･･･

難付着ボードにはそれ専用の下塗り材を施す必要があります。

ご自宅の外壁は大丈夫なのか？

心配な方はプロの診断を受けてみては如何でしょうか？