こんにちは

ハナマル貰える外壁塗装専門店
マーブルの石井です。

過去のブログで弊社は「塗魂【とうこん】ペインターズ」という塗装を通して社会貢献をする団体に属していると記しましたが、先日は沖縄の「ひめゆりの塔」にてボランティア塗装をして参りました。

「ひめゆりの塔」とは？
1945年の沖縄戦で亡くなった沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校の生徒や教師のための慰霊碑です。

沖縄戦の翌年、両校で最も多くの犠牲者を出したガマ（鍾乳洞）の上に建てられました。


ある塗魂ペインターズのメンバーが家族旅行でこの施設を訪れた時、資料館など施設の老朽化が気になったそうです。

話しを聞くとこの施設は国や県からの予算が出る公共施設では無く、献花に訪れる方や県民の方々の寄付で成り立っていて、とても建物を修繕するような予算が賄えないとの事でした。

今年で戦後80年という節目の年でもあり、我々の手でこの資料館を蘇らせよう！というボランティアプロジェクトが立ち上がりました。

4月10日～13日までの4日間、全国の塗魂ペインターズのメンバーが忙しい時間を調整しながら入れ替わり立ち代り沖縄を訪れ、ボランティアに参加して行きました。


私も僅かな時間ではありましたが、ボランティア塗装に参加する事が出来ました。

限られた時間の中で、それぞれが出来る限りの力を出し切り、何とか最終日までに完工する事ができ、ひめゆりの塔資料館はキレイに生まれ変わる事が出来ました。




数日間だけでしたが、志高いメンバーと共有した時間は何物にも代え難いものとなりました。
みなさん、本当にお疲れ様でした！

ただ、この行為も美談であっては成らないと感じています。
この慰霊碑も資料館も、無きゃ無いに越した事は無いはずです。

一番はこの様な多くの犠牲者を出した過ちを、二度と繰り返しては成らないと言う事に尽きます。

最後に。
時代に翻弄され無念にも人生を全うする事が出来なかった全ての方々に追悼の意を表します。