点検商法のリフォーム詐欺師を追い払いました【外壁塗装 越谷市 埼玉】

こんにちは

ハナマル貰える外壁塗装専門店
マーブルの石井です。

1月2月と雨が少なく、塗装屋としては仕事のはかどる日々が続いておりましたが、3月以降は雨が多く足踏み状態が続いており、世の中って全てがバランスよく出来ているなぁ~っと、改めて感じているところであります。

前回のブログで触れましたが、先日点検商法のリフォーム詐欺師を追い払った時のお話になります。

自宅近くの住宅街をトボトボ歩いていると、ある古めの住宅のバルコニーから屋根の上に登ろうとする人物が目に入りました。

その人物はヘルメット等の安全保護具も付けず、バルコニーから屋根の上に登るにはあまりに不釣り合いな小さな脚立の上に立ち、どうやって屋根の上に登ろうか試行錯誤している状態にありました。

建物の下では不安そうな眼差しで見上げる高齢のご主人らしき方と、このお宅の物置の中を物色している若者が居りました。

「お父さん!もっと大きな脚立無いですかね?」
この家の脚立を拝借して屋根上に乗ろうとしている様です。

プロの業者とは思えない身なりと行動の数々・・・この二人組がリフォーム詐欺師である事は一目瞭然でした。

私「お父さん、どうしたの?」
ご主人「いきなり来て屋根がどうこう言い出して・・・」
私「お父さんが頼んだの?」
ご主人「いや、頼んでもないのに登り出して・・・」
私「お父さん、彼らは間違いなく詐欺師だから。私が追い払うからね?」
ご主人「お願いします・・・」

気の弱そうな年配のご主人は彼等の圧力に押されて言われるままの状態だった様です。
まず物置の中の人物に話しかけました。

私「どうかしたの?」
詐欺師A「近くで工事してたら、このお宅の屋根の板金が浮いているのが見えたので、ご主人から依頼されて点検してるんです」

はい、出ました。
教科書通りの詐欺トーク(^^;)

私「ご主人は依頼していないと言ってるよ?」
詐欺師A「いや、依頼されました」

後々警察沙汰になった時の為に、彼等は「依頼された確約」を取っておきたいのだと感じました。
今回ご主人からは依頼していませんが、彼等の問い掛けに「うん」「ええ」など曖昧な返事を引き出す事で依頼された確約に繋げたいのだと思います。
「決して曖昧な返事はしない!」ここ結構重要だと思いますので御注意下さい。

私「私すぐ近所に住んでて、毎日この家の前を通るのね?で、外装のリフォームの仕事してるので、異変があれば直ぐに気付くんだよね?私の目から見て何の問題も無いので引き上げてくれる?」
詐欺師A「分かりました。」

結構あっさり(*_*;
バルコニー内で脚立の到着を待つ詐欺師BにAが呼び掛けます。

詐欺師A「○○さん!近所の方が点検しているので大丈夫なようです!」
詐欺師B「了解!いま降りるわ!」

これまたあっさり(*_*;
おそらく揉めて警察沙汰になる事も防ごうとしているのでしょう。
詐欺師Bが降りて来ました。

私「特に問題無かったでしょ?今日は引き上げてくれる?」
詐欺師B「ええ、そうします。後は旦那(私の事)の好きな様にやって下さい・・・」
こんな捨て台詞を吐いて、2人は建物を後にしました。

私が居なくなってから戻って来ては困ると、少し時間を置いて覗いて見ると遥か遠くに歩いて行く姿が確認でき一安心です。

「近くで工事してたんとチャウんかい!」
「旦那の好きな様にって・・・・・アンタ等と同じ詐欺師チャウわ!」

こう心の中で突っ込みを入れ、最後にご主人に注意喚起して事無きを得ました。

今までの傾向を見ていると、彼等は古めの住宅を狙っている様に思います。
古めの住宅にはお年寄りが住んでいるケースが多く、建物も古い事で不具合を指摘しやすいのだと思います。

お年寄りはオラオラした若者の圧に脅えてしまい、おかしいと思っていても言われるがまま、されるがままとなる傾向があります。

毅然とした態度で断るにも勇気が要ると思いますので、怪しい訪問者が来たらインターフォン越しに断る事をお勧めします。

古い家にはモニター付きのインターフォンが無い事も、彼らが狙う理由の一つかも知れません。

この様な輩は後を絶ちません。
身を守る意味でも古いインターフォンをご利用のお年寄りの方は、モニター付きに交換される事を強くお勧め致します。
 

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